この記事は3年以上前に書かれた記事です。情報が古い可能性があります。
タイトルの通りなんですが、VMware Player の日本語がカオスなので、これをどうにかしたい。
とりあえずググって出てきたこちらのサイトを参考にしました。http://linux.ohwada.jp/modules/smartsection/item.php?itemid=368
ただ、3年前くらいの記事みたいなので、今はもうちょっと楽チンになってる。
簡易インストーラを使う
今回インストールした VMware Player(以下、VMWP)は バージョン 3.1.2 なんだけど、これには「簡易インストール」という機能がついていて、インストールCDやDVDイメージ(iso)を認識させると、VMWPがそれを自動的にOS判別して、最適なものを選択してくれる。今回、CentOSのDVDもこれで認識された。
あとはVMWPの簡易インストーラがよろしくインストールしてくれるわけですが、ここに罠がある。本来インストール時に選択できるはずの言語設定まで自動選択されて、勝手に英語でインストールしやがります。そこは勝手に選ばないでくれ!
仕方ないので、インストール後に設定するハメになる。
キーボード設定
System → Administration → Keyboard
で「Japanese」を設定。
しかしこれ、なぜか起動する度に英語にもどってるので、ログインする度にいちいち設定する必要がある。何か永続化する方法もあると思うんだけど、見つけられず。
キーボードの配列を設定
System → Preference → Keyboard → Layoutsタブ
「Add」を選択 → 「Japan」追加 → 「Japan」を一番上に。
「Default」にチェック。
あと、日本語入力とフォントも入ってないので、
# yum install fonts-japanese scim-anthy
これで言語を日本語に設定。
# system-config-language
ただ、これでも完全に日本語化しない。いろんなところが化けたりする。
EasyVMX! を使う
上記いろいろ書いたけど、もっとお勧めな方法があります。
それは、VMWPの簡易インストーラを使わないこと!
どうやらこの簡易インストーラは英語にしか対応してないらしく、日本人が使うツールじゃないというのが結論。そして、ここは EasyVMX! というツールを使うと良いかもしれない、という提案。
まず VMware Player 本体を、普通にダウンロード、インストール。
次に、下記サイトから EasyVMX! 2.0 をクリック。
“http://www.easyvmx.com/”
あとは以下の手順で、インストールしていく。
- 「Virtual Hardware」で「Red Hat Enterprise Linux (RHEL4 など) 」を選択。(Fedora や CentOS は RHEL のコミュニティ版という位置付け)
- 「Virtual Machine Description」に仮想マシンの名前を設定。
- 「Hard Disk Drives」で適切な要領を設定。
※物理ディスクの空きにもよるけど、 20 GB くらい確保すると余裕があって良い。 - あとは大体デフォルトで良い。
- 「Create Virtual Machine」を押す。
- (仮想マシン名).zip というダウンロードリンクが表示されるので、クリックしてダウンロード。
- 適当な場所(仮想マシンをインストールする場所)に展開。
- (仮想マシン名).vmx というファイルがあるので、テキストエディタで開く。
- 「Settings for physical CDROM drive」という記述をみつけてそこを編集。
- ide1:0.deviceType = “cdrom-image”
- ide1:0.fileName = “(isoイメージのあるパス)\CentOS-5.0-i386-DVD.iso”
※他はそのままで。
- (仮想マシン名).vmx をダブルクリック。
これで DVD(CD) から起動して通常のインストールが始まるはず。