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Linuxでソースをダウンロードしてきてコンパイル(make)してインストール(install)して、そこまでは正常なのに、いざ実行となったときに失敗することがある。その原因は多くの場合、ライブラリ不足。ライブラリもインスコしたはずなのに!という場合は、そのライブラリパス(LD_LIBRARY_PATH)が通ってないというオチが多い。
まず、そのプログラムを確認。
$ ldd (プログラム名)
これで not found となっているライブラリが犯人。
そのライブラリのあるパスを /etc/ld.so.conf に追加する。/etc/ld.so.conf.d がある場合は、その下に(任意の名前).conf をつくって、そこにライブラリのパスを書く。
そして、
# ldconfig
失敗する場合はおそらく /sbin/ldconfig
ユーザライブラリ系は大体 /usr/local にインスコするのがよさげ。で、ld.so.confに /usr/local/lib を書いておけば、make install した時点でパスが通ってるので、そのまま実行できる。