この記事は3年以上前に書かれた記事です。情報が古い可能性があります。
CentOS 5 に PHP の画像ユーティリティモジュールである Imagick を入れて動かしてみる。今回は Apache2.2と PHP 5.2 を使用する。これらは事前にインストールしておくこと。(参考)
まず ImageMagick をインストール。
# yum install ImageMagick ImageMagick-devel
で、Imagick をインストール。
# cd ~
# mkdir src
# cd src
# pecl bundle imagick-3.0.0
# cd imagick-3.0.0
# phpize
# ./configure
# make
これで ~/src/imagick-3.0.0/modules の下に imagick.so ができる。
なお、上記の pecl コマンドは pecl install imagick-3.0.0 とするとコンパイル(make)までやってくれる。その場合は /usr/local/lib/php/extensions/no-debug-non-zts-20060613/ の下に imagick.so ができる。
これを php で見えるようにする。
# mkdir -p /usr/local/lib/php/ext
# cp ~/src/imagick-3.0.0/modules/imagick.so /usr/local/lib/php/ext
php.ini を編集。
php.ini は PHPのソースを展開したディレクトリの下に php.ini-dist というのがあるので、これを /usr/local/lib の下にコピる。
# cp ~/src/php-5.2.14/php.ini-dist /usr/local/lib/php.ini
(↑PHPのソースの場所は展開した場所で)
php.ini を開いて、extension_dir を書き換える。
; Directory in which the loadable extensions (modules) reside.
#extension_dir = "./"
extension_dir = "/usr/local/lib/php/ext"
で、imagick.so を追記(どこでもいい)。
extension=imagick.so
これで、Apache を(再)起動。
# /etc/rc.d/init.d/httpd restart
これで phpinfo() を表示してみる。
imagick の項目が有効になっていればOK。