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CentOS 5 は、パッケージ管理(yum)を使うと、デフォルトで PHP 5.1 がインストールされる。今回は、新しいバージョンである PHP 5.2 をインストールするメモ。
ちなみに、Apache2.2 と MySQL5 に関しては、そのまま yum で入る。
# yum install httpd httpd-devel
# yum install mysql mysql-devel
PHP はソースから構築するので、Apache と MySQL は devel もインストールしておく必要がある。これが終わったら PHP5.2 をインストール。
# cd ~
# mkdir src
# cd src
# wget http://jp2.php.net/get/php-5.2.14.tar.gz
# tar zxvf php-5.2.14.tar.gz
# cd php-5.2.14
# ./configure
--with-apxs2=/usr/sbin/apxs
--enable-mbstring
--enable-mbregex
--enable-zend-multibyte
--with-gd
--enable-gd-native-ttf
--with-zlib
--with-mysql
# make
# make install
※configureの他のオプションはお好みで。
PHPが動くように、httpd.conf を変更。
# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
# ↓LoadModule が並んでる一番最後に追加。
# もしかしたらphpのインストールで追記されてるかもしれない
# その場合はここは不要。
LoadModule php5_module modules/libphp5.so
# どこでもいいので追記。
AddType application/x-httpd-php .php
# DirectoryIndex で index.php も有効にする。
DirectoryIndex index.html index.html.var index.php
これで Apache を起動。
# /etc/rc.d/init.d/httpd start
PHP が Apache 上で動くか確認。
<?php phpinfo(); ?>
とだけ書いたファイルを /var/www/html に保存。名前は phpinfo.php とでもする。
このファイルに読み取り権限を与えておく。
# chmod 666 /var/www/html/phpinfo.php
ブラウザでこのファイルにアクセス。
“http://localhost/phpinfo.php”
情報が表示されれば、とりあえず PHP が動いた!ということ。Congratulations!!