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BASP21 とは
BASP21 は、様々な通信処理(プロトコル)を簡易化してくれる便利なライブラリ。
BASP21は無償で、BASP21Proは有償(\98,000)。 普通に使う分(大量にファイル転送したりメール送ったりみたいなことをしない限り)にはBASP21(無償)の方で十分。
BASP21(フリー)をC#で使う
BASP21Proは、C#用のアセンブリ(BASP21PROLib.dll)が用意されているので、 それをプロジェクト参照設定で追加すれば良いが、 BASP21(フリー)にはそのようなファイルはない。ただ、インストールするとタイプライブラリ(tlb)が登録されるので、 それを参照設定(COM)から追加するという方法で利用できる。
namespace は BASP21Lib、クラスは以下の3つ。
- Basp21Class
- FTPClass
- SocketClass
次のようにして使用する。
using BASP21Lib;
class Class1
{
[STAThread]
static void Main(string[] args)
{
// BASP21Class の生成。
Basp21Class b21 = new Basp21Class();
// FTPClass の生成。
FTPClass ftp = new FTPClass();
// SocketClass の生成。
SocketClass s = new SocketClass();
// TODO: いろいろ処理。
}
}
C#(.NET)の場合、クラスライブラリも充実してきてるので、 わざわざBASP21を使う必要性も減ってきているが、BASP21を使用したコードを再利用する場合などの参考までに。