[DTM] DominoでSoundFontを使ってみる

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MIDIシーケンサDominoでSoundFontを使ってみる。

SoundFontの入手

以下、フリーで使用可能なSoundFontたち。

SoundFont を Domino で使えるようにする(1) 

以下、フリーのSoundFontであるSGM-V2.01を、Domino →(MIDI)→ VST Host →(VST)→ sfz → SGM-V2.01 という組み合わせで使えるようにする手順。

  1. Domino をインストール。
  2. Domino用音源定義ファイルコンバータ をインストール。
    • Domino の「関連ツール集」から sf2domino101 をダウンロード、zip展開。
      これは sf2 から Domino 用の音源定義ファイルをつくるツール。
      ※見つからない場合は こちら からダウンロード。
  3. VST Host をインストール。
  4. 仮想MIDIケーブルをインストール。
  5. sfz をインストール。
  6. SGM-V2.01 をダウンロード、zip展開。
  7. sf2domino101.exe を起動して以下のように設定。
    • sf2ファイルは SGM-V2.01.sf2 を指定。
    • サウンドフォントプレイヤ に sfz を指定。
    • あとはデフォルト。
      Domino
  8. 「書き出し実行」で保存する場所に Domino をインストール(展開)したフォルダの下にある Module フォルダを指定して書き出し。
    別の場所に書き出して、それを上記にコピーでもOK。
  9. Domino 起動。(既に起動している場合は、再起動)
  10. Domino の「ファイル」→「環境設定」を開く。
  11. 「MIDI-OUT」に VST Host に接続している仮想MIDIケーブル(MIDI Yoke)を指定。
  12. このへんの設定は Domino メモ を参照。
  13. 「音源定義ファイル」に先程作成した SGM-V2.01 の定義を選択。「Soundfont(sfz)」というノードができているはず。
  14. そしてその下に「SGM-V2.01」があるはず。

SoundFont を Domino で使えるようにする(2)

VSTではなくTiMidityを経由する組み合わせもある。以下その手順。

  1. Domino をインストール。
  2. Domino用音源定義ファイルコンバータ をインストール。
    • Domino の「関連ツール集」から sf2domino101 をダウンロード、zip展開。
      これは sf2 から Domino 用の音源定義ファイルをつくるツール。
  3. 仮想MIDIケーブルをインストール。
  4. TiMidity++ をインストール。
    • http://sourceforge.jp/projects/twsynth/ から twsynth をダウンロード、インストール。
      TiMidity-CVS******_setup_JPN.exe (****** の部分は yyMMdd でバージョンごとに異なる)というのが、プレイヤー、MIDIドライバ、cfg 設定ツールなど全部入りのインストーラ。
  5. SGM-V2.01 をダウンロード、zip展開。
  6. sf2domino101.exe を起動して以下のように設定。
    • sf2ファイルは SGM-V2.01.sf2 を指定。
    • GS Map を使いたい場合はサウンドフォントプレイヤ に timidty++(GS Map) を指定。
    • XG Map を使いたい場合はサウンドフォントプレイヤ に timidty++(XG Map) を指定。
    • 同じ音源で複数のMapをつくる場合は音源名とMap名を変えること(名前がかぶるとDomino側でエラーになるっぽい)。
    • あとはお好みで。(よくわからなければデフォルトのままで)
  7. 「書き出し実行」で保存する場所に Domino をインストール(展開)したフォルダの下にある Module フォルダを指定して書き出し。
    • 別の場所に書き出して、それを上記にコピーでもOK。
  8. 「スタート」→「TiMidity++」→「setwindrv」を起動。
    C:\Windows\timidty.cfg が開かれることを確認(ウィンドウタイトルに表示される)。
    TiMidity
    紛らわしいのが、\timidity\musix にも timidty.cfg が存在する。
    こちらはプレイヤー用の設定ファイルで、ドライバ用ではないので注意。
  9. SGM-V2.01 のあるフォルダを指定して「追加」を押す。
    フォルダが追加され、SGM-V2.01.sf2 が右側リストに追加されるはず。
    TiMidity
  10. 左側リストのファイルが timidity++ のプリセットなので、これを全て削除。
    削除といっても本当にファイルが消えるわけじゃないので、同じ方法でいつでも戻せる。
    もし不安なら timidity.cfg をバックアップしておくと安心。
  11. 右側リストの SGM-V2.01.sf2 を左側リストに追加。
    TiMidity
  12. これで「保存終了」
  13. 「スタート」→「TiMidity++」→「twsyng」を起動。
    タスクバーに TWSYNTH のアイコンが表示されるはず。
  14. タスクバーの TWSYNTH アイコンをクリック →「設定」を開く。
  15. 「シンセサイザ」タブで「ポート数」が 1以上、「ポート 0」に「In From MIDI Yoke: 1」が選択されていることを確認。選択されてなければ選択。
  16. もう一度タスクバーの TWSYNTH アイコンをクリック →「シンセ開始」。
  17. Domino 起動。(既に起動している場合は、再起動)
  18. Domino の「ファイル」→「環境設定」を開く。
  19. 「MIDI-OUT」に VST Host に接続している仮想MIDIケーブル(Out To MIDI Yoke)を指定。
  20. 「音源定義ファイル」に先程作成した SGM-V2.01 の定義を選択。
    「Soundfont(TiMidity++ GS Map)」というノードができているはず。
    そしてその下に「SGM-V2.01」があるはず。

参考サイト

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